≪環境保全 No.2 ゴミ処理、リサイクル≫

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◆ドイツにおけるリサイクル戦略『DSD社』 
 1991年6月12日にドイツでは、“包装廃棄物の規制”について政令が公布されました。この政令では、包装材の80%が再利用またはリサイクリングされることを義務づけています。
 このため、1990年9月28日にデュアル・システム・ドイツ社(DSD)がボンに設立され、DSDと契約を結んだ包装材・食品・飲料・洗剤などの消費財メーカー、小売業者などが、包装に“グリューネ・プンクト(緑の点)”と名付けたマークを包装材に印刷し、DSD はこのマークの付いた包装材を回収し、素材ごとに分類し、再利用しています。これに要する経費は、包装材・消費材メーカーが支払う“グリューネ・プンクト”の使用料で賄われています。
□関連ホームページ
 「Duales System Deutschland AG」のホームページへ。  

◆オランダ、アルクマール『NH家庭ごみ処理社』にみるリサイクル。 
 NH家庭ゴミ処理社は、アムステルダムのある北ホラント州とその東に位置するフレボランド州の家庭から出るゴミを、環境に優しい方法で焼却する施設で53の地方自治体の協力により、成り立っています。ここでは、家庭から出る粗大ゴミの分別、家庭ゴミおよび商業廃棄物の焼却、生ゴミ(=野菜、果物、庭から出るゴミ。オランダではこの生ゴミの分別が義務付けられている)のコンポスト化(肥料化)が行なわれています。
 ここでは、まずその廃棄物の最適な処理方法を選び、可能な限り、環境に配慮して処理し、持続可能なエネルギーを生み出しています。すなわち、処理によって生まれた熱を最大限に利用し、さらに残った熱や廃棄物をリサイクルし、その廃棄物を水上で輸送しているのです。このゴミ焼却所は、最新の設備を使って年間45万トンの可燃性家庭ゴミおよび商業廃棄物を処理。焼却後に残った金属、灰などの大部分は、製鉄所でリサイクルされ、道路建設などを使われています。
情報提供:オランダ政府観光局
□関連ホームページ
 「NH家庭ゴミ処理社」のホームページへ。  

◆ウィーン、『シュピッテラウごみ焼却・』見学。 
 芸術家フンデルトヴァッサーによる建築設計で有脈なこの施設は、ヨーロッパ最大のごみ施設の一つで、ウィーン市のごみ処理と新総合病院に温水を供給しています。
 排ガス洗浄処理装置、脱硝・ダイオキシン分解装置を80年代から導入しているシュピッテラウごみ焼却場は、最新技術とエコロジーと芸術が調和している成功例として、世界中から見学に訪れています。
◯Fernwaerme Wien Ges.m.b.H.
 Fax: +43-1-313.26.2884
 団体用見学ツアー(要予約)
 人数制限:最大25~30人まで。


◆ドイツ・フライブルク市ランドヴァッサー地鞠『腐敗ガスによる電気暖房シォテム』
 フライブルク市のランドヴァッサー地区えり4km程離れた林の中の一帯に、ゴミ処理地(山)アイヒェルベルクは位置しています。
・集められたゴミから自然発生するメタンガスを、天然ガス同様に有益に燃・として再利用したシステムが導入されています。
 原理的には誰でも分かりやすいシステムを大規模なプロジェクトとして企画し、経済的な面でも審議され、実現出来たもので、新しいエネルギー源として使用されています。
 現在では、人口9000人のランドヴァッサー地区腐敗ガスプロジェクトは市のエネルギー供給コンカフトの核の一つとなっていまぉ。
 施設は、フライブル・市『環境セミナー』の一環としても視察が可能です。


◆デンマーク・ネストヴェス市にみるゴミ処理施設とリサイクルセンター。
 コペンハーゲンの南約85kmの美しい環境の中に位置するネスヴェスト市は、人口4万5仙人の都市です。ネスヴェスト市のゴミ処理施設と、リサイクルセンターは、地方自治体間合同のゴミ処理関係公共事業団体、I/S FASANの組織の一部です。
 同市のゴミ処理場では、13の都市から出される不燃性および可燃性の廃棄物を処理しています。I/S FASANは、これら13の都市をオーナーとする共同事業団体です。
 同市のリサイクルセンターでは、消費者段階で分類される汚れの少ない紙やボール紙、プラスティックなどをリサイクル製品として再生産するための加工が行われています。


◆ドイツ・アウクスブルク市にみる『ゴミ処理+リサイクル場』
 増え続けるゴミを目の前にして、ゴミ行政や社会の抜本的な改革や技術解決が求められています。1985年、いち早く新しいゴミ対策に踏み出したアウクスブルク市が打ち出したのは、ゴミ処理+リサイクル場です。ゴミの山は作らずに、ゴミの分別、リサイクル、エネルギー化を徹底しました。コンポストにもリサイクルもできない廃棄物は、焼却ラインに持ち込まれ、約4万世帯の消費電力に生まれ変わります。
 同市の観光局では、現場の視察とセミナーをアレンジしています。


◆ドイツ・ハンブルク『ボルジック通りゴミ処理場』
 日本では現在、ゴミ焼却場から出るダイオキシン濃度の問題が表面化していますが、環境保全先進国ドイツでは、最終ゴミの量を著しく減少させることはもちろんのこと、焼却されるごみの再利用と、低い汚染値に努めています。
 ボルジック通りゴミ処理場は、1994年春に稼働を開始した最新のゴミ処理場です。ここでは、年間32万トンの最終ゴミが焼却され、焼却ゴミの再利用と廃棄が行われています。焼却には、経済的な観点から従来のものと、煙道ガス浄化の最先端技術を駆使した2つの焼却ラインを併用し、低い汚染値と残留物質の高い再利用率が実現しています。
□MULLVERWERTUNG BORSIGSTRASSE Bmbh(MVB)


◆ドイツ・ハンブルク市『ゲオルクスベアダーごみ集積所』
 当ごみ集積所は、ハンブルクの中心地より南に約5kmのところにあります。総面積44ヘクタール、高さ14mの丘陵で、頂上からハンブルクの町並みが一望できます。ここには10個の水槽に約15万立方mの液状廃棄物と、4ヵ所の樽状容器に10万個の固形廃棄物が収容されていて、廃棄物からでる汚水や毒ガスで環境が汚染されることのないよう、コンピューターを駆使した最新の技術で、設備の保守と集積所全体の監視にあたっています。
 つまりここでは、1979年の閉山以降新しいごみの集積はしておらず、すでに収容済のごみが完全に無害となるまで衛生化が計られているのです。
・視察内容:集積所の概要説明とフィルム上映(約20分、英語)/施設見学(約1時間)
      質疑応答。
□DEPONIE GEORGSWERDER
・ADD:FISKALISCHE STRASSE 2, 21109 HAMBURG
・TEL:040-7540053


◆ドイツ・ハイルブロン市、「岩塩洞」でダイオキシン封じ。
 地下200mの世界。東西10kmにわたり坑道が広がります。ドイツ南西部のハイルブロン市にある岩塩採掘場は総面積約2500ヘクタール。ここに、ごみ焼却場から出るダイオキシン類を多量に含んだ焼却灰を固化したものが持ち込まれます。
 10年前、地中の岩塩地盤を利用した有害廃棄物の最終処分場がスタートしました。岩塩採掘会社が経営し、1トンあたり400マルクで有料処理します。
 積み上げた焼却灰の袋で坑道の一部が満杯になると、厚さ50cmの石灰ブロック壁で密閉します。壁には、灰の種類、量、排出者、搬入年月日などを書いたプレートをかけます。将来、ダイオキシンなど無害化する技術が開発された時、再び掘り起こして最終処理する為です。
 ドイツでは1980年代前半、酸性雨被害を機にごみの焼却を減らす動きが広がりました。その結果、20年前にドイツ全体で300余りあった焼却場が現在では約100施設に減少しています。そこから出た灰についても、政府は厳重に管理できる埋め立て場所を指定しています。
・・・朝日新聞記事より抜粋。


◆オランダ、ロッテルダム港・廃棄物施設見学ツアー
 ロッテルダム市観光局では世界最大級の港や廃棄物施設などの裏側を周るツアーを行っています。時期は7~8月の夏期が中心です。
1)環境とロッテルダム港
 13:00 観光局発
 14:00 ヨーロッパ最大のコンテナ・ターミナル“ECT”,
     シー・ランド・デルタ・ターミナル見学
 15:00 ロッテルダム港の汚染廃棄物保管場スラフター(Slufter)見学
 16:30 観光局着
 *ツアー人数:25~50名
2)ロッテルダム港のすべて
 09:30 ロッテルダム発
 10:30 ラインモンドの廃棄物処理場“AVR”見学
 12:30 “デ・フェールハウヴェル”にて昼食
 13:30 ローゼンブルクの防波堤見学
 14:30 ECTホーム・ターミナル見学
 16:30 ロッテルダム着
 *ツアー人数:25~50名
□The Rotterdam Tourist office(VVV)
 Add:Coolsingel 67, 3012 AC Rotterdam
 Tel: 010-4023234 Fax: 010-4130124


◆デンマークにみる危険物の集結処理
 デンマークでは年間156,000トンの危険物を出し、その大半にあたる84%が特別な処理をされ、12%がリサイクル、残り4%が高熱焼却処理(インシネレーション)や埋め立て処理されます。危険ゴミの特別な処理法とは特殊な炉による高熱焼却または特殊施設での貯蔵などです。
 デンマークではコミュネ・ケミ(Kommunekemi)とSWSスペシャルフォーブレンディング社(SWS Specialforbraending)の二つの企業が危険物の処理を許可されています。コミュネ・ケミ社はデンマークの全自治体の共同所有で、特に規模が大きく技術的にもはるかに進んでいます。


◆デンマーク、ゴミ管理コンサルタント会社『ランボル社』
 1945年創業のランボル社(Ramboll)は、デンマークに本社を置くヨーロッパの大手独立系コンサルト会社です。社員総勢2,200名、1995年と1996年の売り上げはおよそ17,200万米ドル、そのうち21%が海外の売り上げです。当社のコンサルティングは多岐にわたり、環境、エネルギー、人材管理、建設、インフラストラクチャー、産業、輸送、情報産業技術、品質管理における土木、機械、電気、化学工学のあらゆる分野を扱い、250名以上の専門家をかかえる環境部門は、デンマークの大手主流の環境コンサルタントです。
 また国内外、新旧を問わずあらゆる環境プロジェクト、リサーチに参加しています。


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